はことふね

主にゲームのレビューや考察をしています。

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好きなアニメ・漫画の話をする(『魔法少女まどか☆マギカ』)

※本ページにはプロモーションが含まれている場合があります。

こんにちは。今回は好きなアニメ(漫画)について語ろうと思います。

私は『魔法少女まどか☆マギカ』が好きで漫画も読んでいましたし、アニメや映画も観たのですが、2024年に新作劇場版をやるみたいですね。できれば観に行きたい…!

 

▼公式サイト

 

出てくるキャラクターは全員可愛いですが、私の推しは暁美ほむらです。メガネ三つ編み・メガネなし・悪魔ほむら、全部可愛いです(*^^*)

 

▼暁美ほむらはこんな感じ

 

魔法少女とは

普通に生活している少女たちは、「キュゥべぇ」という謎の生き物と契約して魔法少女になります。「契約して魔法少女になる代わりに願いを1つ叶えてもらえる」という契約内容なのですが、普通に聞いただけだと怪しい。契約書も無いし。

基本的には世の中に蔓延る「魔女」を討伐するのが魔法少女の役目で、そのための力を手に入れられる、みたいなことしか説明されなかった気がします。え、それだけ?

 

魔法少女になったらどのように生活が変化するのか・注意事項はあるのか・規約違反になる行動はどんなものか・魔法少女になるデメリットや危険性…あげだしたらキリがありませんが、事前に聞いておきたいことが山ほどあるんですが、という感じです。

 

ちなみにキュゥべぇは「聞かれなかったことには答えない」というスタンスらしいです。でも一応聞かれたことにはきちんと答えてくれます。いや大事なことは事前に説明するのがルールでは?と思いますが、そもそも彼は人間ではないので人間の常識や価値観とはズレているのでしょう。人間界に存在する悪徳商法の中でも上位に入りそうな営業方法にしか見えません。

魔法少女は全員持ってるソウルジェム

魔法少女になる契約をすると、彼女たちは皆「ソウルジェム」という卵型の丸い宝石のようなものを手に入れます。これは魔力の源であるということしかストーリーの途中まで明かされません。

人によって微妙にデザインや色が異なるし可愛いな~なんて最初はのんきに見ていましたが…なんとこれは「魔法少女の魂を物質化したもの」というとんでもないものでした。

このソウルジェムがいわゆる彼女たちの魂で、肉体は外付けのハードウェアのようなものになるのが魔法少女の身体の実態…という倫理観が崩壊しそうな事実。そのため魔法少女になると肉体が感じる痛みや苦痛は軽減される仕組みになっており、だからこそ魔女と戦えるとのこと。

 

しかもソウルジェムは魂と同じなので一定以上の距離、身体から離れると肉体は意識を失ってしまいます。この仕組みはかなり不便じゃないでしょうか?ソウルジェムの大きさは手のひらに収まるサイズではあるものの、重さはわからないしチェーンなどを後付けできるような感じではありません。

しかも貴重品と同等もしくはそれ以上の扱いをしなくてはならないので、ずっと身に着けておかないといけない。ポーチに入れて常に持ち歩けば良いのか?とは思いつつ、外出時に困るケースが出てきそうです。

ちなみに主人公たちは中学生だから学校の修学旅行もあるだろうし、そうすると大浴場に入る時に服と一緒にソウルジェムも置いておく必要があるわけです。部屋に置いておくと、部屋と大浴場の距離がかなり離れていた場合に気絶する可能性もありますし。

でも貴重品だから、鍵をかけられないカゴの中に服と一緒に置いておくのは不安なんじゃないか…など別に自分が魔法少女になったわけでもないのに色々考えてしまいました(;゚Д゚)

ソウルジェムはメンテナンスが大変

ソウルジェムは基本的に魔法を使うと濁っていくのですが、それ以外にも嫉妬や絶望などの負の感情を抱いた時にも濁っていくため、定期的に「グリーフシード」と呼ばれる魔女の卵を使って浄化しなくてはいけません。

グリーフシードは簡単に手に入るわけではなく、魔女を倒した時の報酬として得られるものなので、ソウルジェムのメンテナンスって結構大変じゃない?と思いました。

そして衝撃的なことに、ソウルジェムが濁り切った時に魔法少女は魔女になってしまいます。つまり、魔法少女たちが正義のためにと倒してきた魔女には過去の魔法少女も含まれていたという残酷すぎる真実。(そもそもキュゥべぇは魔女を作り出すために魔法少女の勧誘をしている)

 

でもこんな救われない世界観と、絶望的な状況の中でも魔法少女であり続けようとし、絶望しそうな仲間を救おうとする少女たちの奮闘が私は大好きです。

魔法少女はすごい

まどかが全ての魔女を消すために自ら概念になるという凄まじい自己犠牲を発動するところ・ほむらがまどかを魔女にしないためだけにひたすらループし続けて1人孤独に戦っていたこと・まどかが概念になる瞬間に立ち会ったほむらだけが、概念になった後のまどかの存在を覚えていたこと…全部が良いです。

でもさやかの努力はもう少し報われて欲しかったですね。

『魔法少女まどか☆マギカ』、素晴らしい作品だと思います。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。