この記事では、蟹様が制作された『尊い命』についてネタバレありのゲームレビューをしていきます。この作品は、拷問の凄惨さを多くの人に知ってもらうために作られたゲームです。
⚫︎サクッと手軽にプレイできるゲームを探している人
⚫︎ゲーム内のキャラクターと関われるシミュレーション系のゲームが好きな人
⚫︎『尊い命』のレビューを知りたい人
※この記事はゲームのネタバレを含みますのでご注意下さい。
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『尊い命』とは?
部屋に閉じ込められている1人の少女に尋問し、全ての隠し事を吐かせるゲーム。うまくいけば少女を逃がすこともできるようだ。しかし拷問のやり方を間違えると少女は命を落としてしまう。アメとムチを巧みに使い分けて慎重に進める必要があるようだ。
『尊い命』ゲーム情報
ジャンル:シミュレーションゲーム(?)
制作者:蟹
プレイ時間:15分~20分程度
エンディング:1種類(ゲームオーバーあり)
▼以下のサイトからDL可能(ノベルゲームコレクション)
ゲームの評価・特徴
ホラー要素や流血表現の無い優しい雰囲気が魅力
プレーヤーが「少女を拷問する」という恐ろしい言葉とは裏腹に、実際は少女のイラストや反応が可愛らしいゲームだ。拷問として用意されているコマンドは「つねる」・「ビンタ」・「脅す」の3種類ありどれも少女にそれなりのダメージが与えられるが、少女の反応が可愛らしい上にグロ要素や流血表現が一切無いため、精神的にも安心してゲームを進めることができる。
「アメとムチ」をうまく使い分ける難しさを学べるシステム
<このゲームのシステム(筆者がプレイした感覚によるもの)>
●少女には「体力」「心の余裕」「なつき度」の3つのステータスがある
●「つねる」「おどす」「ビンタ」は体力や心の余裕を削り、「休けい」「やさしくする」は回復させる
●「体力」がゼロになるとゲームオーバー
●3つのステータスをコントロールすることで少女への「じんもん」コマンドが使える。
●全ての尋問を終えると「にがす」コマンドが使える
おそらくプレーヤーは「なつき度」を維持したまま「体力」「心のよゆう」をある程度削ると尋問ができるようになると思われる。しかし指定されたコマンドの中でこのバランスをとるのがそこそこ大変で、油断するとすぐにゲームオーバーになってしまうため、まさに「アメとムチ」をギリギリのラインでうまく使い分ける難しさを思い知らされてしまう。
『尊い命』の進め方
あくまでゲームの中で色々と試してみた結果の予想になるが、「なつき度のハートの数」と「尋問で少女から聞き出す内容が何回目か」が連動しているように思う。
例えば、1回目の尋問は「なつき度のハートが1個以上かつ体力と心の余裕がある程度削れている」状態であれば行うことができ、4回目の尋問は「なつき度のハートが4個以上かつ体力と心の余裕がある程度削れている」状態にならないと発動しないといった感じ。
そしてビンタや脅すなどのコマンドを使うとなつき度が減ることがあり維持するのが難しくなるため、回数を重ねるごとに尋問発動の難易度が上がっていくという仕組みなのではないだろうか。
おわりに
「少女を拷問する」という言葉の凄惨さと実際の可愛らしいイラストや少女の反応のギャップが非常に面白い作品です。少女が見せるプラスの反応もマイナスの反応も両方可愛いため、反応見たさについ様々なコマンドパターンを試行錯誤してしまいたくなるような内容です。気になった方はぜひプレイしてみて下さい!
最後までお読み下さりありがとうございました。
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