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【新幹線0号】ゲームレビュー・考察/この新幹線は異変ばかり!

※本ページにはプロモーションが含まれている場合があります。

この記事では、Chilla's Art様が制作された『新幹線0号』の紹介とレビュー・ストーリーの考察をしていきたいと思います。こちらは、様々なホラーゲームを制作されているChilla's Art様による初の「8番出口ライク」な作品です。

この記事はこんな人におすすめ!

⚫︎8番出口ライクなゲーム作品が好きな人

⚫︎クオリティの高い間違い探しとホラーゲームの両方を楽しみたい人

⚫︎『新幹線0号』のレビューを知りたい人

※この記事はゲームのネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

『新幹線0号』とは?

このゲームは新幹線の中で異常を探すゲームだ。中にはただの異常ではなく主人公に危害を加えてくる異常もあるようだ。異変を見つけてこの新幹線から脱出しよう。

『新幹線0号』ゲーム情報

ジャンル:ホラーアドベンチャー(8番出口ライクな作品)

制作者:Chilla's Art(チラズアート)

プレイ時間:2時間程度

エンディング:2種類

備考:イージーモード選択可能・チャプターごとにオートセーブあり

▼以下のサイトからDL可能(Steam)

ゲームの特徴・評価

高クオリティのホラー感と間違い探しの両方を楽しむことができる

見つかる異変の中には座席に擬態しているかのような椅子人間や、無数の手が窓枠から出てくるなど害は無いがとにかく不気味なものや、実際に主人公を追いかけてきたり、一定距離近付くとゲームオーバーになってしまうものもある。そして新幹線の中にいる乗客たちもどこか異質な雰囲気がするため、終始何が起こるかわからない怖さと緊張感の中で異変探しに臨むことができる。また、発見できる異常の種類はかなり多いためやり込み要素も抜群だ。

異変を探すゲームでありながら考察しがいのあるストーリー

Chilla's Art様の過去作品には幽霊系のホラー・ヒトコワ系・社会問題をテーマにしたものなど、どれも考察しがいのある作品が多い。本作品も例に漏れず、基本は「異変を探して脱出を目指す」というシンプルなものでありながら、ストーリー性もあり主人公の正体や新幹線の中で出会う人々の状況などをゲーム内の情報から推測するのが面白い。

『新幹線0号』ストーリーについて

本作品のメインはあくまで「新幹線内の異変を探すこと」ではあるが、新幹線の中で出会う1人の少年(直樹)とその姉とのストーリーや主人公の結末にもぜひ注目して欲しい。

主人公はどうなったのか?

エンディングは2種類あり、片方は主人公が新幹線から降りると同時に白い光に包まれてしまう。推測だがこちらのエンディングでは、主人公は命を落としてしまったのではないだろうか。

そしてもう片方のエンディングでは直樹&姉と会話をした後、一緒に新幹線から降りないという選択をするのだが、その後主人公は現実世界の新幹線の中で目を覚ましているため、無事に生きて戻って来られたと考えられる。なお、直樹と姉はあの世に旅立ったのだろう。

新幹線0号の中は異空間?

実際この新幹線では人身事故が起こっており、直樹と姉はその事故で亡くなってしまったのだろう。主人公も亡くなったor生きているが看病されていたというエンディングを迎えていると思われるため、死にかけていたり亡くなったばかりの人間が新幹線0号に乗っていたのではないだろうか。

ちなみに主人公はスーツを着ており、新幹線の中にはスーツの人間と私服の人間がいる。そして新幹線の中で出会った老人から「スーツの人間は信用するな」「新幹線の中の人はほぼ実際の人間ではない」といった情報を得ることができる。これは私服の人間=亡くなったばかりの人間で、スーツの人間=死者の監視役ということだろうか。

自分が死んだことを認めて列車のループを断ち新幹線から降りた時、無事にあの世に行けるという仕組みだったのかもしれないが、なぜ主人公はただの人間なのにスーツ姿だったのか?列車のループを断った後、なぜ無事にこの世に戻って来られたのか?など疑問は多く、まだまだ考察の余地があるストーリーだ。

おわりに

☆『新幹線0号』の良いところ
・異変を探す8番出口ライクなゲームが好きな人はハマる可能性が高い。
・異変探しだけでなくストーリーも考察しがいあり楽しめる。

 

△『新幹線0号』の気になるところ
・ゲーム内に存在する異常の種類が多いためコンプリートは非常に困難。

 

気になった方はぜひプレイしてみて下さい!

 

最後までお読み下さりありがとうございました。